【近為人って、具体的にどんな種族?】
寿命が存在しないと言われている、半永久生命体。
ほぼ不老不死である。
腹部を刺されても、頭を鈍器で殴られても、身体がバラバラになろうと、この種族特有の超高速再生により決して死なない。
ほぼ不老不死ではあるが、封印術には弱く、これを使われると動きが鈍くなったり再生能力が落ちることがある。
とある強大な封印術を使われると、一時的に生命機能を止められてしまう。
(仮死状態。限りなく死に近い)
この封印術を解くためには膨大な力の解除術(封印を解除する術)を必要とする。
ドリル島地下のとある特殊なマグマに落ちることで生命機能を完全に失い、実質死亡する。
死亡要因はこのようにとても限られるが、あくまで半永久生命体のため、死ぬことはある。
フライバイモード(略称:FBM)になると、普段の赤色の血から別の血の色に変わる。色は個人差がある。
「変化術」(本体が自分とは別種の生物に化ける。これを用いる者を『変化使い』という)という超能力の起源は、近為人であり、どんな近為人でもこの能力は持っている。
死んだ人間の体内に、種族名も無き半永久生命体の遺伝子や妖怪や幽霊の遺伝子が入った特殊な石、現人神玉(あらひとがみだま)を入れ、死者である人間本人の身体の一部を犠牲にすることにより、近為人になる。
(要するに、体の一部を失った死体と現人神玉が合わさることで、近為人という人外の種族が誕生するということ)
近為人になったものは、生前の記憶の一部や全部を忘れてしまう。多くの記憶を忘れる者もいれば、少しだけ忘れる者もおり、個人差がある。
まれに性格が大きく変わる者もいる。
その歴史は古く、この種族が近為人と呼ばれるもっと前の一番古い資料で約3000年前のもの(壁画)がある。
歴史を遡ると、永遠の命を手に入れることに貪欲な人間たちが、様々な超能力者と協力してできた種族であるが、
その手段は、ときには世間一般には非人道的とも言えるやり方であったため、近代には、死亡した人間の近為人への再生を取り締まる法が成立された国が多かった。
第一次大戦後には、生物兵器として近為人を用いることを禁ずる国際法ができたが、第二次大戦までは、秘密裏に生物兵器として用いられた近為人が多かった。
現代でも、小規模の戦争で兵器として使われる近為人がわずかに存在する。
兵器として使われた近為人は、死にたくても基本死ねないので、自分を使っていた人間を皆殺しにして逃走、行方をくらますことが多い。
生殖機能は殆ど無く、人間と交配するのは基本不可。妖怪などの、超人的な能力を持つ種族との交配であれば、交配出来る可能性が残るという。
【近為人の血の色について】
近為人が持つ血の色のパターンは全部で12通り(突然変異の2通りを含む)ある。
近為人は普段は人間の生活に溶け込むため、血を赤くし本来の血の色を隠している。
フライバイモード(略称:FBM)という近為人特有の覚醒状態になると、本来の血の色を見せる。
血の色の種類を分類すると、
〈有彩色 殺戮衝動がない※アンバーを除く〉
・シアン(水色)
・シトラス(黄色)
・タンジェリン(橙色)
・モーヴ(青紫色)
・マゼンタ(赤紫色)
・セージ(緑色)
・アンバー(茶色)
〈無彩色 殺戮衝動がある※特殊制御装置によって制御可能〉
・オニキス(黒色)
・シルバー(灰色)
・ジンク(白色)
〈突然変異種※両者とも絶滅危惧〉
・リーフ(黄緑色)⇒アンバーの突然変異種
・コーラル(桃色)⇒ジンクの突然変異種
⬇️以下、色見本です(創作サイト「パロコラ」から引用しています)
※各血の色に該当する近為人の名前は、その2 にて記載しております
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