ドリル島国に住む人外について

・近為人(ちかいじん/英:livigemod 読み:リヴィジェモッド)

ドリル島国発祥の人外で。ほぼ不老不死の半永久生命体島内人口の10分の1ほど存在する。

身体の一部が失われた死んだ人間の体内に、種族名も無き半永久生命体の遺伝子や妖怪、幽霊の遺伝子が入った特殊な石「現人神玉(あらひとがみだま)」を入れることで産み出される

身体の外見年齢は、死んだ年齢と同じものになる。

生殖機能は殆ど無く、人間と交配するのは基本不可。妖怪などの、超人的な能力を持つ種族との交配であれば、交配出来る可能性が残るという。

超高速再生能力により、身体がどんなにバラバラになってもすぐに再生されるため、ほぼ不老不死である。

但し、封印術には弱く、近為人を仮死状態にさせる強力な封印術により、一時的に仮死状態にさせることも出来る。

身体の再生の際、死亡した時に既に無くなっていた(腐敗等してい)た部位は決して再生しない。

逆に、腐敗せずその部位の恒常性が何らかの要因でそのまま維持されていれば、繋ぎ目が無くなって部位を繋げることが義肢装具でないと難しい状況でも、再生は可能(例:フェズルの右肩は無くなっているが、その下の腕は腐敗していなかったため、腕も再生される)。



・野人(やじん/英:gohstemod 読み:ゴーステモッド)

ドリル島国発祥の人外で。ほぼ不老不死の半永久生命体島内人口の10分の1ほど存在する。

近為人の半分グール化した人外。見た目も近為人のように完全に人間の風貌をとることができず、常に犬のような耳、尾、牙などが生えている。

狂暴で殺戮衝動がある

生殖機能は殆ど無く、人間と交配するのは基本不可。妖怪などの、超人的な能力を持つ種族との交配であれば、交配出来る可能性が残るという。

殆どがドリル島国西部に住んでいる。

現人神玉の要素に妖怪犬(島内では犬又と呼ばれている)の要素を加えた「新現人神玉(しんあらひとがみだま)」を、腐敗の進んだ死んだ人体の中に入れることで産み出される

身体の外見年齢や再生能力については近為人と性質がほぼ同じである。ただ、再生能力については、野人の方が数秒再生速度が劣る

それでも、再生能力は人外トップクラスを誇る。



・妖怪

ドリル島国での妖怪の扱いは、日本基準である。皆がよく想像する妖怪という認識で基本差し障りはない。

島内人口の5分の1ほど存在する。

人間友好度が高いと、西部から離れた地域に住むことが多い。逆に友好度が低いと、西部寄りの地域に住むことが多い

体内に血液は存在しない

生殖能力は、異種族間の場合、特殊な条件を満たせば可能である(但し非常に難しい)。

妖怪は人間に危害を加えやすいという偏見が未だに島内では多いため、妖怪の混血は差別的に見られることが多い。これはかなり国内でも重大な問題である

しかし、昔ほどでは無くなり、以前から妖怪や妖怪の混血を保護する法律は存在したため、あからさまに差別をする様なものなら差別した者が普通に敬遠されるほどの世の中にはなってきている。



※2023/2/19 追記があれば随時書き足していきます

南端公会議

八東 安(Ann Yahigashi)公式ホームページ。 イラスト作品、自創作の資料、ブログを公開しております。 ※無断転載・自作発言禁止